タイヤの基礎知識ABOUT
普通タイヤの基礎知識
ご使用の車種・用途に適したタイヤを選んでいただくために
対象用途・パタン・溝深さを表す TRAコードの表示法
建設・鉱山車両用のタイヤは車種別に適合するタイヤが決まっているため、TRAコードを参照の上、ご使用条件に適合したタイヤをご選定ください。
※TRAコードはアメリカTire and Rim Associationにより定められたタイヤ規格(TRA規格)にもとづく表示です。
コード表示の例と表す意味


対象用途・性能・構造を表す ブリヂストンの表示法
コード表示の例と表す意味


タイヤをお求めの方へ

タイヤは車にとって安全で快適に走らせる上ではなくてはならない”重要なパーツ”です。こでは意外にわかっているようで忘れがちなところでもあります。「良いタイヤを購入したいが値段が高くてあまり替える機会が無くて…」という方には、こちらの「タイヤのプロが教えたいウンチク」を是非ご覧になってください。
あなたのタイヤに対する考えがきっと変わると思いますョ!
タイヤは車の命である
まずは、タイヤが無いと走れない…ということは皆さんわかっておりますよね…。
車の基本性能は
① 走る
② 曲がる
③ 止まる
の三つが基本であり、タイヤに不具合があれば全てが成立しなくなります。
また、どんなに強力なエンジンを載せていても、グリップしないタイヤでは早く走ることが出来ません。
更に、どんなに燃費の良い車でも、減ったタイヤでは抵抗が大きく、燃費が半減してしまいます。
タイヤのチョイスは人の靴選びと同じで、
① マラソンランナーは革靴で走れますか?
② スーツにサンダルを履いて会社に行けますか?
③ 着物にスニーカーはどうでしょう?
まあ、極端な例かも知れませんが、タイヤも車の用途によって変える必要があるんです。
だから…
車の命とも言えるタイヤ…もう一度見直してみませんか?
タイヤと空気の関係
■タイヤの基本性能は
① 車を支える ② 衝撃を和らげる ③ 走る
④ 止まる ⑤ 曲がる の5つと言われています。
しかし…
空気が入っていないといずれも成立しません。
(パンクしたタイヤでは走れませんよね。。。)
つまり…タイヤの性能を引き出し、それによりタイヤの性能を引き出しているのは空気なのです。
■空気を入れても破裂しないタイヤの構造
タイヤには自動車全般で2~3kg、中型~大型トラックで6~9kgも空気充填します。
風船の様にいくらでも膨らまない様にタイヤは様々な多層構造から成り、空気を入れても破裂しない様な構造になっています。しかし、この構造が何らかのダメージを受けてしまうとタイヤの構造が成り立たなくなり、バースト(破裂・パンク)の原因になります。
■標準空気圧と適正空気圧を考える
タイヤの空気圧は2.2kg前後が一般的で標準の空気圧は車のドアの内側に表示されています。標準空気圧は静粛性・燃費・走行性能・乗り心地などを両立した値と言えますが、私的には車の用途や仕様、性能に応じた空気圧にするのが本来の姿ではないかと思うのです。
しかし、一般的に空気圧を変えた場合、次のような変化が出ます。
- (空気圧を標準値より上げた場合)
- ① タイヤが丸みを帯びてトレッドの中心を使うため、中央部の磨耗が早まる。
② タイヤの反発が強まり乗り心地が悪化する(跳ねる)
③ タイヤの接地面積が減り、接地抵抗が減少、同時にグリップ力が低下する。
- (空気圧を標準値より下げた場合)
- ① タイヤが歪み、ショルダー部分を主に使うため両端の磨耗が早い。
② タイヤの反発が弱くなり、路面の状態によっては走行安定が悪くなる。
③ タイヤの接地面積が増える事により、接地抵抗が増え、タイヤのねじれ等による構造の変化がタイヤ損傷の原因となる。また、接地抵抗の増加により発熱しやすくなり、偏磨耗や、磨耗が早まる。
④ 燃費が悪くなる。
⑤ ロードノイズが大きくなる。
パンクしていないタイヤでも、ゴムの分子やタイヤとホイールの接触面などから少しずつ空気が漏れ出してしまうため、1~2ヶ月毎のエアーチェックをおすすめします。また、ゴムへの透過率の低いチッソガスを充填すると空気圧抵抗を抑える事ができます。
■チッソガスの特徴は
① チッソガスには水分が含まれていない為に発熱しにくく、タイヤと路面の接する部分の発熱が抑えられ、特に長時間の高速走行には最適。
② 分子間の振動の変化が少ないためロードノイズを低く抑える事ができる。
高速道路をよく使用される方などには特におススメです。
などなど、単に用途や仕様、性能に応じた空気圧を!と言われてもなかなか個人で管理するのは難しいものです…1台1台それぞれの車にあった微妙な空気圧の適正値を見極めるのは、やはりプロにお任せ頂きたいのです。エアーチェックだけでももちろんOKです。ぜひタイヤのプロショップにお越し下さい。
タイヤは車の命である
まずは、タイヤが無いと走れない…ということは皆さんわかっておりますよね…。
■タイヤの溝の役割は?
タイヤの溝、意外と色々な役割を担っているんです。
① 路面とタイヤの間の水を排水し、安全に走行できる様にする事。
② 路面とタイヤの接地面積を少なくすることで接地の抵抗を少なくし、熱を発散させハンドリングをスムーズにする。
③ 接地面積を小さくすることにより、ロードノイズを減少させる事。
皆さんスタッドレスタイヤの溝はすごく気にしますが、夏タイヤは「雪も氷も無いからどうせ滑らないし、ほとんど溝も無いけど来年まで我慢しよう!」と言う方いらっしゃいますよね。タイヤの溝、大切なんです。あなたの愛車もう一度確認してみませんか?
エコタイヤのすすめ
最近のエコブームで車も低燃費な車が次々と発売される中、タイヤメーカーもエコタイヤを開発し、全面的に売り出しています。エコタイヤの省燃費率は、約1%程度で、なかなか目に見えた変化を得ることは出来ません。
しかし、一人ひとりの変化では大きなエコは望めないかも知れませんが、世界中の多くの人々がエコタイヤに替えることにより、かなりの量の燃料の消費削減につながります。
また、エコタイヤの大きな特徴として、走行時のCO2排出の削減があり、環境保全に大いに役立つ事ができます。
ぜひ、エコタイヤを購入して地球に優しいエコドライブを楽しみませんか?
さて、いよいよタイヤを購入しましょう
タイヤ購入をお考えの皆さん、ここまで、私のタイヤのウンチク話にお付き合い頂きありがとうございました。
お役に立てましたか?
では、いよいよタイヤを購入しましょう!
あなたは、どんな理由でタイヤを選びますか?
・ 雑誌で有名なレーサーが書いていた記事に強いインプレッションを受けた
・ 新商品の紹介記事で誉めまくっていた。なるほど!と思った。
・ CMで好きな芸能人がイメージキャラクターをしていた。
それも、アリです。それなりに満足できるでしょう。
でも、そのタイヤ本当にあなたの車に合っていますか?一人で決めちゃって大丈夫ですか?
タイヤ選びは安さが一番!!そんな方もいるでしょう。でも、それでいいのかな?
結局損していませんか?
タイヤは一度交換すれば何年と付き合う事になるのですから、良いものを選んで間違いは無いでしょう。決して損する訳ではないのですから。
まず、タイヤ選びにはタイヤの知識や専門技術を持つスタッフのいる販売店がいいでしょう。それが当店です!
「モータファクトリーラップ」は、タイヤ専業店として長い歴史を持ち、スタッフ全員がタイヤプロアドバイザーの資格を持つ、タイヤのプロショップです。タイヤ選びに迷ったらぜひ、相談に来て下さい。但し、話が止まらなくなったら、途中で止めてあげてくださいね。みんなタイヤが大好きもので…。ご来店お待ちしてます!
車の命とも言えるタイヤ…。もう一度見直してみませんか?
取扱いタイヤメーカー
取扱商品一覧
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トラクター用
- ブリヂストン製(タイヤ/チューブ)
- ファルケン製(タイヤ/チューブ)
- BKT製(タイヤ/チューブ)
- トレルボルク製(タイヤ)
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耕うん機用・管理機用
- ブリヂストン製(タイヤ/チューブ)
- ファルケン製(タイヤ/チューブ)
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田植え機用
- ブリヂストン製(タイヤ/チューブ)
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運搬車・作業機用
- ブリヂストン製(タイヤ/チューブ)
- ファルケン製(タイヤ/チューブ)
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芝刈機・作業機用
- ブリヂストン製(タイヤ/チューブ)
- ファルケン製(タイヤ/チューブ)
- 海外製(タイヤ)/チェンシン・ディーストン・マキシス
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収穫機・バインダー用
- ブリヂストン製(タイヤ/チューブ)
- ファルケン製(タイヤ)
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インプルメント用
- ブリヂストン製(タイヤ)
- ファルケン製(タイヤ/チューブ)
- BKT製(タイヤ/チューブ)
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農業用ゴムクローラー
- コンバイン用クローラー
- ハーベスター用クローラー
- 運搬機用クローラー
- トラクター用クローラー
- 除雪機用クローラー
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荷車・ハンドカート用
- ブリヂストン製(タイヤ)
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セニアカー用タイヤ
- 260×85(3.00-4)空気入りタイヤ
- 260×85(3.00-4) ノーパンクタイヤ(ミラクルランナー)
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一輪車用タイヤ
- 3.25-8 2PR 一輪車用タイヤ
- 13x3 一輪車用タイヤ(ノーパンクタイヤ)
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フォークリフト用タイヤ
- ブリヂストン製 フォークリフト用 タイヤ(空気入りタイプ)
- ブリヂストン製フォークリフト用タイヤ(ノーパンク) パンクノン
LAPのタイヤパンク修理は基本、内面修理を行います。
簡易な外面修理は一時的な処置としては有効ですが再度空気漏れを起こす恐れがありますので当店では残ミゾが3m/m以下で15インチまでの使用期間が短いタイヤは外面修理をします。(外面修理料金:15インチまで1,500円)
但し、スタッドレスタイヤは外面修理はできません。
一方、内面修理はタイヤの内側から修理をおこなうので、再度空気漏れを起こす可能性は少なくなり、より安全で確実な修理方法です。
パンク修理はプロ集団のLAPスタッフへお任せください。
内面修理の流れ
(1)パンクしている箇所にドリルで穴をあけます
※異物が刺さりタイヤの構造がおかしくなっているのでドリルで穴をあけ構造を整えます。(2)穴が開いている角度を測ります
(3)タイヤの内側(穴が開いている所)に印をします
(4)専用の接着剤をつけます
(5)接着剤をつけたドリルを穴の中に入れます
(6)接着剤をつけたパーマキュア(ゴム)を穴の中に入れます ※スチール構造が弱まっているのでパーマキュアを入れてスチール構造の補強をするためです。
(7)パーマキュアを引っ張ります
(8)グラインダーで削ります ※パッチを貼りやすくするため削ります。
(9)タイヤの表面をグライダーを使って削ります
(10)バッファーをふりかけスクレバーで平らにします ※グラインダーで削っただけでは表面がデコボコなのでスクレバーで削り表面を平にします。
(11)削ったところに接着剤を塗りパッチを貼ってハンドローラーでこすります ※タイヤに異物が刺さって穴があきタイヤの構造が弱くなっているのでパッチを貼って補強します。
(12)インナーライナーシーラーを塗って完成! ※タイヤを修理した箇所を元通りにしさらに補強することができます。
以上の様な工程で作業しますので、時間としては30分〜1時間を要する場合がございます。